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山寺芭蕉記念館 芭蕉とその時代-江戸時代の文学・芸術、そして旅-展
江戸時代の俳人松尾芭蕉は、元禄2年(1689)の「奥の細道」の旅を経て、「不易流行」の俳諧理念に到達し、元禄7年、 日本文学史上に残る紀行文『おくのほそ道』を完成させました。 江戸時代は、諸街道や航路の整備、物資流通の活発化などにより、 庶民の間でも旅が一般化します。文学も雅俗が共存する多様化・大衆化の道をたどり、 下級武士や町民なども文学の担い手となっていきます。また、茶道や文人の書画が独自の文化を形作りました。 そうした中、俳諧の分野では、全国的に影響力があった流派「貞門」の北村季吟に学んだ松尾芭蕉は、 それまで言語的遊戯であった俳諧を芸術の域まで高めたのでした。 本展では、芭蕉の生き方、感性に影響を与えた、文学・芸術、そして旅の一端をご紹介します。 芭蕉文学を理解する手がかりとしていただければ幸いです。
開催日・期間 | 2024年11月2日~2024年12月16日 |
場所 | 山寺芭蕉記念館 |
お問合せ | 山寺芭蕉記念館 TEL:023-695-2221 |
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