山寺(立石寺)の慈攪大師円仁を掲載しています

慈攪大師円仁

宝珠山 立石寺は860年(貞観2年)比叡山延暦寺の別院として慈攪大師円仁により創建されました。
慈攪大師円仁(794年~864年)は平安初期の天台宗の名僧で開祖最澄の弟子となり承和5年 838年に中国唐へ渡り天台宗の教義を会得して帰国の後に天台座主となりました。 中国からは、多数の経典を持ちかえり延暦寺では不断念仏など種々の法会を始めました。
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東北には中尊寺、毛越寺、瑞巌寺、山寺の他にも青森県恐山の円通寺、 岩手県は奥州市の黒石寺、山形市の柏山寺や千歳山・万松寺、南陽市二色根の薬師寺などいずれも円仁開祖のお寺です。 (東北地方の古寺には円仁の開山と伝えるところが多いですが本当の処は良く判らず勧請開山(名目上の開山)とも云われています?、、)
円仁の東北巡礼は戦乱に傷ついた東北を鎮めるため布教に心血を注いだと伝えられ 円仁がもたらした天台宗の教えがやがて山寺のような山岳宗教や修験道と結びつき人々に信仰されてきたと云われます。
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